必要な書類は?

 

ファクタリング利用を考えてますが何か事前に準備する必要ありますか?

ファクタリングをスムーズに行うには必要な書類を事前に準備した方がいいです!

そうなんですね!必要な書類の準備が必要なんですね…その必要な書類を教えてもらえますか?

必要な書類の用意・提出に時間がかかってしまうと、ファクタリング契約をスムーズに行うことはできませんので、今回はファクタリング契約で必要な書類5点の説明をしていきます!

ファクタリング契約で必要になる書類一覧

1.商業登記簿謄本と印鑑証明

契約書に署名捺印する実印の証明として提出が必要です。実際契約の際は全て実印の捺印が必要になります。 ※身分証明書や住民票の提出を求められる場合もあります。

2.決算書や確定申告書のような会社の業績が確認できる資料

ファクタリング会社にもよりますが直近3年分あるとよいでしょう。前回の決算月より3~6ヶ月以上過ぎてる場合には当年度の試算表なども必要な場合があります。ファクタリングは融資とは違う為、歴史の浅い会社や決算内容が良くない場合(赤字決算)でも審査は通りやすいです。審査には基本的に、売掛先の支払い状況が優先されますので、売掛金の支払いに遅延がある場合の方が
審査に響きます。
※ファクタリングの審査をしても信用情報に傷はつきません。不安でもまずは審査に出してみましょう。審査しないことには何も始まりません。

3.売掛先企様との基本契約書

売掛企業との間で取引基本契約を結んでいる場合は用意します。契約書がない場合、納品書などで代用可能な場合もあります。(ファクタリング会社により異なります。)

4.個別の契約書や発注書、納品書、請求書など

売掛金の元になる商品やサービスに対する契約書や発注書などを準備しておきます。売掛債権の額や入金日の確認を行ないます。

5.過去の入金が確認できる通帳

債権を有している取引先とどのくらいの頻度で取引されているのか?きちんとお支払い頂ける企業様なのか?といった“取引履歴”を確認するため事業で利用している預金通帳のコピーなどが必要になります。※取引先の遅延などが目立つ場合、ファクタリング債権として使用できない可能性もあります。
ファクタリングによる資金調達は『最短即日』などの時間的な余裕が少ない時にも利用できます。しかし、資金調達のスピードは書類が揃うスピードと連動しています。
スムーズに契約を進めるためにも、いち早く書類を集め準備をしておくことをオススメします。
以上のようにファクタリングに必要な書類について説明しました。
中小・零細企業の場合、ファクタリングを利用しよう!と思っても、売掛金を証明する書類が不足してファクタリング利用出来ない場合もあります。
ファクタリング会社目線で考えると、もし万が一債権回収ができなければ利益ではなく損失が発生します。なのでファクタリング会社は慎重に利用者の与信や債権の性質を考慮し、適正な手数料を算出します。必要書類は少ない会社の方が、適当な審査を行っても損をしないような法外な手数料でファクタリングを行っていたり、債権の回収に担保や保証人を求めてくる可能性があるので気を付けましょう。

『必要書類が少ない会社は良いファクタリング会社?』

必要書類が極端に少ない場合は注意が必要です。
ファクタリングは売掛債権と金銭を交換する売買契約の一種です。しかし売掛金を手に入れたと言っても債権に何かの効能があるわけではありません。債権の期日が来た時に間違いなく回収できて初めて売買契約によるメリットがあります。ファクタリング会社は売掛金を回収するまでは安心できません。仮に売掛金を回収できなかった場合、通常はノンリコース契約が主流の為利用者にクレームを入れて契約を無効にしたり債権金額を保証してもらう事はできません。売掛金の所有権は既に利用者からファクタリング会社に移動していますので、売掛金が間違いなく回収できるかはファクタリング会社の責任になります。
ファクタリングはファクタリング会社にとって、売買契約の中でも非常にリスクが高い契約です。ファクタリング会社は契約終結前に独自の基準で必要書類を元に審査します。そのため必要書類は自然と多くなるのです。逆に言えば、「提出書類が少ない=非常に危険」です。提出書類が少ないは利用者側に配慮したサービスに取れますよね?
しかし、必要書類が少ないと言う事は、ファクタリングの手数料が適正に設定されない可能性が高くファクタリング会社が債権の回収リスクについて詳細に検討しないという事です!!
必要書類が少ない会社は、ファクタリングの手数料設定も適当であったり、悪徳業者の可能性がありますので十分に注意しましょう。

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